一問一答クイズ-四字熟語編（熟語→意味）

一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであること。出会いを大切にすることのたとえ。

一つのことをして、二つの利益を得るたとえ。一つの行為や苦労で、二つの目的を同時に果たすたとえ。

考え・好み・性質などが、人によってそれぞれに異なること。

ただそれ一つだけしかなく、二つとないもの。同じものを他に求めても得られないほど、貴重なこと。

状況の変化などちょっとしたことで、喜んだり不安になったりすること。また、まわりの状況にふりまわされること。

人はよい行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ。

自然の美しい風景。自然の風物･景色を題材にして詩歌を作ったり、絵を描いたりすること。風流なこと。風雅な遊びのこと。

物事が日々たえまなく、速いスピードで進歩するさま。

悪い面の見本で、それを見るとそうなってはいけないと教えられる人や事例のこと。それを見ることで、反省の材料となるような人や事例。

自分の力でなく、他人の力によって望みをかなえようとすること。

以前学んだことや、昔の事柄を今また調べなおしたり考えなおしたりして、新たに新しい道理や知識を探り当てること。

ことばには言い表せないほど、程度がひどいこと。話にもならないほど間違っていて非常によくないこと。もってのほか。

苦労に苦労を重ねること。たいへんな苦しみを受けること。思うようにいかず、苦労しているさま。

大きな器を作るのには時間がかかるということから、偉大な人物は大成するのに長い年月を要し、往々にして人より遅れて頭角を現すということ。

自分の行いの報いが、自分に返ってくること。通例、悪い行為についていう。身から出た錆。

複数の人が心も身体も一人の人のもののように固く結びあうこと。

文字や言葉を使わなくても、お互いの心と心で通じ合うこと。

きわめてわずかな期間、非常に短い時間のたとえ。ひと朝とひと晩の意から。

疑いの心があると、なんでもないことでも怖いと思ったり、疑わしく感じることのたとえ。疑いの深さからあらぬ妄想にとらわれるたとえ。

強い者が機会をねらって形勢をうかがっているさま。「―とチャンスをうかがう」

ある動機をきっかけとして、すっかり気持ちがよい方向に変わること。また、あることをきっかけに、すっかり気持ちや心をよいほうに入れかえること。

困難・危険から、どうしても逃れられないさま。追いつめられ、切羽詰まったさま

飾らず自然のままの姿があふれ出ているさま。生まれつきの素直な心そのままで、明るく純真で無邪気なさま。

戦いにおける四つの心構え。物事の対処の仕方、時期や情勢などに応じた動き方にもいう。風のように素早く動いたり、林のように静かに構えたり、山のようにどっしりと構えて動かない意。戦国時代の武将、武田信玄が旗印に用いたことで知られる。

物事の根本的なことと、そうでないこととを取り違えること。

いつまでも年をとらず、死なないこと。いつまでも老いることなく生きること。

これから未来にわたる、果てしなく長い年月。永遠。

互いに慕い合い、愛し合っていること。

仲の悪い者同士や敵味方が、同じ場所や境遇にいること。

手がかりがつかめず、どのような方針、手段をとっていいか迷うことのたとえ。

冬季に寒い日が三日ほど続くと、その後四日間ぐらいは暖かいということ。また、気候がだんだん暖かくなる意にも用いる。

現世に存在するあらゆる事物や現象はすべて実体ではなく、空無であるということ。

まわりすべてが、敵や反対者で、孤立した状態のこと。助けや味方がひとりもなく、周囲から非難を浴びるさま。

人として、また、臣として国家や君主に対して守るべき道理・本分や節義。ある行為のよりどころとなる正当な理由や道理。

自分で自分を褒めること。自慢。

自分にしっかりとした考えがなく、他人の言動にすぐ同調すること。

病気せず、健康であること。元気なこと。

この世で、自分ほど偉いものはいないとうぬぼれること。この世の中で自分より尊いものはいないという意味。

非常に粗末な食事のたとえ。汁物もおかずも一品の食事の意から。

これから先多くの困難や災難が待っているさま。また、待っているだろうことが予期されること。

滅多に訪れそうもないよい機会。二度と来ないかもしれないほど恵まれた状態。

美人の女性はとかく不運や不幸に遭うことが多い。転じて、美人は長生きできないことが多いの意。

非常に珍しいこと、まれなこと。今までに例がなく、これからもあり得ないという意から。

長い年月にさまざまな経験を積んで、世の中の裏も表も知り尽くしていて悪賢いこと。また、そういうしたたかな人。

初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと。

宇宙に存在するすべての事物や現象。天地の間にある一切の事象。

田園で世間のわずらわしさを離れて、心穏やかに暮らすこと。晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家に引きこもって読書する意から。

いろいろの花がはなやかに咲き乱れる意から、各方面からすぐれた人物が多く輩出し、それとともに時代を画すようなすばらしい作品や業績が一時期にたくさん現れてにぎやかなこと。

いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。

これといった事件もなく、世の中や暮らしが穏やかで安らかなさま。

春の日が長く、暮れるのが遅いさま。春の日がうららかでのどかなさま。

見通しが明るく、希望に満ちていること。将来の望みが多いこと。

いつまでも老いを感じさせることなく長生きすること。

水と空とが一続きになって、一様に青々としていること。

自然の風景は晴れた日が美しいのはもとより、雨が降る日であっても、趣があってすばらしいこと。

色とりどりの花が咲き乱れているようす。色あざやかなさま。紫や紅などのいろいろな色の花という意味。

海岸の美しい景観の形容。白い砂浜と青々とした松林の続く海岸線の意から。

昔から今に至るまで。昔から。

この世に生を受けた者は、必ず滅び死ぬものであるということ。人生の無常をいう。

世のすべてのものは、移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返し、永遠に変わらないものはないということ。人生は、はかなく虚むなしいものであるということ。

世の中の移り変わりが激しいことのたとえ。わずか十年という期間でも、振り返れば、遠い昔のように思われるという意味。

この世は無常であり、勢いの盛んな者もついには衰え滅びるということ。人生の無常をいうことば。

天地は永久に続き、終わることがないということ。物事が永遠に続くことのたとえ。

絶えず移り変わるこの世の、無常なことのたとえ。春に咲く花も風に吹かれて散り、青葉もやがて枯れ落ちる意から。

永久に消えずに残ること。不朽。いつまでも消滅しないこと。

人生のはかないたとえ。水のあわと夢まぼろしの意から。

人生や世の中の物事は実体がなく、非常にはかないことのたとえ。

人の世の移り変わりが非常に速いこと。人生がはかないこと。また、死が思いがけず早くやってくること。

仏教のことばで、人間の寿命は、老人か子どもであるかに関わりなく、だれが先に死ぬかまったくわからないこと。

仏教のことばで、世の中のすべての現象や存在は常に移り変わるものであって、決して一定しているものではないということ。

栄えることと衰えること。栄えたり衰えたりを繰り返す人の世のはかなさをいう。

悪事の結果がたちどころに現れ、その報いとして天が罰を下すこと。

人と人との交わりには、気心の合う合わないがあるが、それもみな縁という不思議な力のはたらきによるものであるということ。人の交わり全般についていうが、とくに男女の間柄について用いられることば。

肉体は違っても、心は一つに固く結ばれていること。関係がきわめて深いたとえ。身体は異なるが、心は同じという意から。特に、夫婦や非常に親しい人の間柄に多く用いる。

夫婦の仲が非常によいこと。夫が言い出し妻がそれに従う意から。

学問･技能･芸能などの師が、その奥義を、自分の子または弟子の一人にだけ伝授して、他の者には秘密にすること。

交際して有益な三種の友人。正直な人、誠実な人、博識な人。

付き合うと損をする三種類の友人。体裁だけとりつくろって正直でない人、誠意がなくこびへつらう人、口先だけの調子がよい人の三種類のこと。

はなはだしく人の道からはずれた、とんでもない悪事。

非常に実力があること。また、力や勇気があること。

事の善悪にかかわらず仲間として行動や運命をともにすること。仏教のことばで、死後、極楽浄土の同じ蓮はすの花の上に生まれること。

仏教のことばで、阿鼻地獄（無間地獄）と叫喚地獄のこと。地獄に落ちた亡者がさまざまな責め苦にあい、堪えられずに泣きわめく意から、悲惨でむごたらしいようすのたとえ。

一日が千年に思われるほど待ち遠しいことのたとえ。

数は多いが、種々雑多なくだらない人や物。ろくでもない連中のこと。多くの人々を卑しめていう。また、形があるものも、ないものもすべて。有形無形のすべて。

物事を完成するために、最後に加える大切な仕上げのたとえ。また、物事の最も肝要なところのたとえ。文章や話などで肝心なところに手を入れて、全体をいっそう引き立てるたとえ。

ほめたりけなしたりすること。そしりとほまれ。また、ほめたりけなしたりする世評。世間の評判。

私心をさしはさまず、公正に事を行うこと。また、そのさま。

ぜいたくの限りを尽くした盛大な宴のこと。また、みだらな宴会のたとえ。池を満たすほどの酒と、林に見えるほどのたくさんの肉という意味から。

互いに励ましあって鍛錬や修行をすること。仲間が、互いに協力したり競ったりして、技量を高め合うこと。

人に害を与える化け物の総称。また、私欲のために悪だくみをする者のたとえ。

天人や天女の着物には縫い目がないという意から、詩文などが、よけいな修飾がなく、自然でわざとらしくなく完成されていること。また、人柄が純真ですなおで、まったく嫌みがないさま。物事が完全無欠であることの形容。

からだ中が傷だらけになること。転じて、精神的に傷つき、痛めつけられているさま。また、さまざまな病気をかかえて苦しんでいるさま。

何のわだかまりもなく、清らかで澄みきった心境のこと。

冬が終わり春が来ること。新年が来ること。また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。陰の気がきわまって陽の気にかえる意から。

旅立つ人の道中の無事を祈っていう語。

ますます長生きすること。安楽に長命を保つこと。長寿を祈り祝う語。

徳の高い人は長寿であること。長寿を祈る語としても用いられる。

仲人、媒酌人のこと。また、男女の縁を取り持つ人のこと。

自然の風景が清浄で美しいこと。日の光の中で山は紫にかすみ、川は澄みきって美しい意から。

山や川の様子・姿。自然の美しい風景をいう。

自然の眺めが清らかで美しいこと。また、そのさま。

ほとんど人が入っていないような奥深く静かな大自然のこと。

たくさんの山や川。山や川が続くこと。深山幽谷の形容。また、旅路の長くけわしいことの形容。

夕暮れどきの、徐々にあたりが薄暗くなっていく様子。

わずかな時間が千金にも相当する意。時間の貴重なことのたとえ。貴重な時間、よい季節や楽しいひとときなどが過ぎ去りやすいのを惜しんでいう語。また、時間を無駄に過ごすのを戒める語。

この世で出会った者には、必ず別れる時がくる運命にあること。この世や人生は無常であることのたとえ。

①物事の衰えゆくことのたとえ。時がむなしく過ぎ去るたとえ。別離のたとえ。②また、男女の気持ちが互いに通じ合い、相思相愛の状態にあること。

お互いに心の奥底までわかり合って、心から親しくつき合うこと。心の底まで打ち明け深く理解し合っていること。

お互いの気持ちや意志がよく通じ合うこと。感じ方や意見が同じであること。

人柄などが穏やかで優しく、誠実で人情に厚いこと。

老人が元気であること。また、そのさま。

きわめて長い年月のこと。永久、永遠。また、千年万年の長寿を祝うことば。長生きを祝福し、いつまでも健康であるようにということば。

寛大で情け深く、人間としての度量が大きいこと。

言葉や態度などが丁寧すぎて、かえって無礼であるさま。あまりに丁寧すぎると、かえって嫌味で誠意が感じられなくなるさま。また、表面の態度はきわめて礼儀正しく丁寧だが、実は尊大で相手を見下げているさま。

大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよいということ。

運を天にまかせて、のるかそるかの大勝負をすること。

一度敗れたり失敗したりした者が、再び勢いを盛り返して巻き返すことのたとえ。巻き起こった土煙が再びやって来る意から。

言説などがでたらめでよりどころがないさま。

政策や命令がころころ変わって一定しないこと。

強い意志をもって、どんな苦労や困難にもくじけないさま。

春の景色ののどかなさま。春風がそよそよと気持ちよく吹くさま。また、温和でのんびりとした人柄のたとえ。

夫婦が仲むつまじく添い遂げること。夫婦の契りがかたく仲むつまじいたとえ。夫婦がともにむつまじく年を重ね、死後は同じ墓に葬られる意から。

春の野が花や緑に満ちて、美しい景色にあふれること。また、花柳界・遊郭のことを指すこともある。

男女の情愛の、深くむつまじいことのたとえ。相思相愛の仲。夫婦仲のむつまじいたとえ。

長く続くみぎわと曲がりくねった入り江。曲がりくねって続いている海辺。

英雄や豪傑などのすぐれた人物が、時運に乗じて出現し活躍すること。

男子が志を立てるたとえ。また、その遠大な志のたとえ。

月日があわただしく流れ過ぎていくたとえ。

男女がむつまじげに語り合うさま。また、小さい声で親しそうに語り合うさま。