ゲーミフィケーションとは?

雑記
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皆さんは、「ゲーミフィケーション」という言葉を知っていますか?

ゲーミフィケーション(英: gamification)は、ゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用することを言う。

Wikipediaより

ゲーミフィケーションは、近年、バズワードとして注目を集めています。

たとえば今話題の「リングフィット」は、継続するのがなかなか難しいエクササイズにゲームの要素を取り入れることで

「運動を楽しむ」を可能にしたゲーミフィケーションの成功例と言えるでしょう。

ただ、ゲーミフィケーションの話題で頻繁に表れる「仕事をゲーム化する」とか「人生はドラクエだ」とかいったフレーズに違和感を覚える人は少なくないはず。

それでも私は、人生や仕事のゲーミフィケーション=ゲーム化は可能であり、有益だと思っています。

このブログでは「ゲーミフィケーション」についていろんな観点から深掘りしていきますが、まずは「ゲーミフィケーションとは?」という問いにお答えしましょう。

ゲーミフィケーションとは「人間の心理に重きを置いたデザイン」のことである。

あれ?おや?と思いましたか?人間を中心に据えるデザインなんて真新しくもないし、既にいろいろな場面で使われているじゃないか?と。

そうです。

ゲーミフィケーションは、別に新しい概念ではない、と私は考えています。

何かを設計するときに、人間の心理的な部分(動機付けや楽しさなど)に注目し、最大限活用しよう、ということです。

その点では、「UX向上」や「人間中心設計(Human-Centered Design : HCD)」などの既にある概念と同じような思想だと言えます(全く同じというわけではありません!)。

わざわざ「ゲーム」を持ち出しているのは、この「人間の心理に着目する」という観点ではゲーム産業が最も成功しているから

にほかなりません。

このブログでは、「人間の心理に重きを置いたデザイン」であるゲーミフィケーションについて概念や事例、応用方法を語っていく予定です。

ゲーミフィケーションを仕事や人生に活かせれば、今よりももっと快適な生活が出来ることでしょう。ぜひ他の記事も読んでいってくださいね!

「人間の心理に重きを置いたデザイン」という表現は、ゲーミフィケーション分野の第一人者であるYu-kai Chou氏の書籍「Actionable Gamification: Beyond Points, Badges, and Leaderboards (English Edition)」に記述されている「Human-Focused Design」を意訳したものです(直訳すると「人間注視設計」というところでしょうか)。

この書籍で提唱されている「Octalysis」という概念についても今後触れていきたいと思っています。

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